朝日新聞GLOBE「写真は死んでいくのか」 - 2011.01.10 Mon
今日の朝日新聞別刷りGLOBEの特集「写真は死んでいくのか」
石内都さんのお話が魅力的でした。
「写真を撮るのは嫌い」
撮ったあとの暗室での作業が好きだ。写真を始めたころは、暗室で作業がしたくて撮っていた。
携帯電話やパソコンは持たない。デジタルカメラも使ったことがない。
(GLOBE本文 G-6より抜粋)
木村伊兵衛賞まで受賞している方が「写真を撮るのは嫌い」って!
私は自分がカメラを持つ前は、いいカメラを持ってさえすれば、案外いい写真は撮れるんじゃないかと想像していたけれど、それは斜め45度に間違っていました。
きれいな写真は撮れる、さ。
カメラのこと、写真のこと、知るともっとへぇ!とかおぉ!とか、わくわくして、でも、それで、巨匠って言われる写真家さんは置いておいたとしても、自分と同年代くらいの、写真家として活動している人の作品を見ると、本当にもう正直嫉妬します。最近嫉妬しているのは、梅佳代さんや川島小鳥さんです。「いいカメラ」じゃないのよ、理由は。なんだろうね、私にはまだ分からない。
自分が何かに対して嫉妬していることを公開するのは本当は恥ずかしいのだけど、あえて書いてみました。
特にね、プロの写真家になりたいとかそういうことではなくて、私はプロの絵描きになりたいとかプロの映像作家になりたいとかそういうことでもなくて、手を伸ばせる「表現」全てひっくるめて、やっていきたいのです。
欲張りかしらねー。
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