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2017-09

「柘榴さん」 - 2010.09.21 Tue

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森を分け入って進んだところにこいつがいた。
こいつは日本語も喋るしアイスランド語も喋る。
僕は実際アイスランド語なんて言語は理解できないが、こいつが日本語で自分はアイスランド語が喋れると言ったのだ。

こいつは自分は3秒前にこの世に生まれたのだと言った。
こいつと自分が遭遇してから少なくとも5分は経っていた。

新宿3丁目の地下の薄暗いカフェで甘ったるい珈琲を銀のスプーンでぐるんぐるんかきまわすみたいに、僕はこいつを地面から引っこ抜いた。
喋らなくなったこいつは、しおれてくたっとなった。

そういう初秋だ。
僕は忙しく、僕以外の誰もかれもまた忙しそうだった。
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