「ココ・アヴァン・シャネル」 - 2010.05.19 Wed
「ココ・アヴァン・シャネル」 (Coco avant Chanel)
監督アンヌ・フォンテーヌ 主演オドレイ・トトゥ
本日、雨がぽつぽつ、DVDにて鑑賞。
お金持ちの女性はみんなコルセットをして、大きな羽根のついた帽子をかぶり、豪華に派手に着飾っていた時代。
女性はそんなに動いたりしないし、馬には腰掛けるスタイルで決してまたがりはしないし、「シンプル」であることは貧困の証。
そんな中、孤児院出身のココがデザインする帽子や服は動きやすさを重視し、「私たちは飾り物ではない」と女性の社会進出を促すものだった。
正直ワタシは今まで「シャネル」というのは「ただの高級ブランド」だと思っていました。
お金持ちの人のためだけに作られた、高級な素材を使った高級な服。
しかしその服はココ・シャネルというひとりの女性が築きあげた女性の自立の象徴だったのです。
彼女がいなかったら、現代に生きる私たちはまだ、長い裾をひきずってコルセットをしてゼーゼーいいながら歩いていたのかも。
映画的に言えば、「これから盛り上がる!わくわく!」と思ったところでエンディングを迎えてしまった。
それだけ短く感じた、面白かった、ということなのかもしれないけど、物足りなさも残った。
ココ・シャネルのつかんだ「富と名声」、その詳細も描いてほしかったです。
追記。5/20
この記事を読んだ絵はがき友達のおひとりに教えていただいたのですが、
「ココ・アヴァン・シャネル」というのは「シャネル以前のココ」という意味なんだそうです。
つまり「富と名声」をつかむ「前」の話なんですね。
あはは。知らぬは恥。
でもそうなると、とても納得の映画です。
監督アンヌ・フォンテーヌ 主演オドレイ・トトゥ
本日、雨がぽつぽつ、DVDにて鑑賞。
お金持ちの女性はみんなコルセットをして、大きな羽根のついた帽子をかぶり、豪華に派手に着飾っていた時代。
女性はそんなに動いたりしないし、馬には腰掛けるスタイルで決してまたがりはしないし、「シンプル」であることは貧困の証。
そんな中、孤児院出身のココがデザインする帽子や服は動きやすさを重視し、「私たちは飾り物ではない」と女性の社会進出を促すものだった。
正直ワタシは今まで「シャネル」というのは「ただの高級ブランド」だと思っていました。
お金持ちの人のためだけに作られた、高級な素材を使った高級な服。
しかしその服はココ・シャネルというひとりの女性が築きあげた女性の自立の象徴だったのです。
彼女がいなかったら、現代に生きる私たちはまだ、長い裾をひきずってコルセットをしてゼーゼーいいながら歩いていたのかも。
映画的に言えば、「これから盛り上がる!わくわく!」と思ったところでエンディングを迎えてしまった。
それだけ短く感じた、面白かった、ということなのかもしれないけど、物足りなさも残った。
ココ・シャネルのつかんだ「富と名声」、その詳細も描いてほしかったです。
追記。5/20
この記事を読んだ絵はがき友達のおひとりに教えていただいたのですが、
「ココ・アヴァン・シャネル」というのは「シャネル以前のココ」という意味なんだそうです。
つまり「富と名声」をつかむ「前」の話なんですね。
あはは。知らぬは恥。
でもそうなると、とても納得の映画です。
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