絵入りの消印は4種類 - 2014.06.22 Sun


これが絵入り「じゃない」消印。こういう消印にももちろん面白さはあるのですが、絵入りの消印を見て消印に興味を持った!という人も多いのではないでしょうか。
絵入りの消印には4つの種類があり、入手できる機会が少しずつ違います。ここではその機会についてそれぞれ解説します。

1、風景印
風景印は郵便局に常設されている絵入り消印で、郵便局の所在地にちなんだご当地性のある絵柄になっています。
全ての局にあるわけではなく、日本全国の郵便局の大体半分くらいに設置されています。私が住んでいる場所は観光地では決してないですが、市内に3ヶ所、風景印使用局があります。とりあえず窓口で「風景印ありますか?」と聞いてみましょう。
直径36ミリ。円形の他に変形印もあります。
基本的には窓口で押してもらうものですが、上野動物園前のパンダポストや郵政博物館のスカイツリー型ポストなど、このポストに投函すれば風景印が押されるよ!という楽しいポストも存在します。


2、特印
例えば、W杯とか、日本◎◎国交樹立100周年記念とか、全国的な大きな行事がある時、その切手の発売に合わせて特定の郵便局で使用される絵入り消印です。(切手の発売はなく、行事に合わせて特印だけ出る場合もあるようです。)
機械で「ガッチャン」と押してもらう機械印と手押し印の2種類。機械印は切手発売の初日のみ。手押し印は1週間。直径36ミリ。


3、絵入りハト印
切手の発行初日を記念して特定の郵便局で使用される絵入り消印です。「ふるさと切手」と呼ばれる切手は対象になりません。
絵柄に鳩のマークが入っているのが特徴です。絵入りでない文字だけのハト印もあります。
特印同様、機械印と手押し印があり、どちらも切手発行の初日のみ押してもらえます。直径36ミリ。
特印と絵入りハト印について、いつ使用されるか、使用される局については、郵便局のホームページで知ることができます。
新着切手情報一覧から、知りたい切手を選択し、「『郵趣のための押印サービス』及び『特別日付印の意匠等』についてはこちら」というリンクをクリックしてください。

4、小型印
小型印は市町村イベントや展示会など、特印が出るほど大々的ではない比較的小規模な行事に合わせて使用される絵入り消印です。直径32ミリで他の絵入り消印より「小型」です。
郵便局で押してもらう場合と、イベント会場の郵便局臨時出張所で押してもらう場合があります。使用期間は小型印によって違い、1日で終わるものもあれば、1年通して使われるものもあります。
小型印についても、郵便局のホームページで情報を得ることができます。こちら。
今回は直接行って押してもらう方法だけ書きましたが、遠くて行けない場所の消印も「郵頼」という方法で入手することができます。
それについてはまた別に書きます。
郵趣の先輩方へ
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